2015年10月1日木曜日

H-D RIKUYU JAPAN RALLY 2015

9月18日~23日までの6日間で開催された『H-D RIKUYU JAPAN RALLY 2015』


事の発端は陸友ショールームでのこんな会話からスタートしました

「ハーレーとの付き合い方ってなんだ?」・・・と


相談した結果、今回決めたキーワードは3つ

「走る」 「旅」 「出会いと別れ」

① 日が昇ったら走り始めて日が暮れたらバイクを降りる

② 連休(シルバーウィーク)の日程を考えて旅ができる時間は6日間

③ 走れる距離は3200km、一日平均530km

④ そこには様々な出会いと別れがあるはず

そんな思いで始めた今回のジャパンラリー2015

今日はその6日間の模様をご紹介します


おおよそのルートを設定したのは今年の6月頃

東京から秋田、日本海側を通って富山、鳥取へ、北九州へ立ち寄り大阪へ、最後は東京へ戻るといったコース

予算は6日間で約10万円


15日火曜日、台風20号発生、この影響で出発の日は少々荒れ模様となりました


今回僕がラリーで使用したのはツインカム110のFLHTKSE


万が一に備えて必要な工具は一通り持っていくことに


出発日前日の夜

MAPを眺めながら遠足前の子供のようにソワソワしていましたね



翌朝一番乗りで集合場所の陸友ショールームへ


XR1200で参加のM氏


FLSTCで参加してくれたHDJのK氏


急遽前日に参加の連絡をくれたRさん


XL883RのM氏


ミスター陸友 赤峰氏


N技研、N氏


僕を含めて初日のスタートはこの7名


給油をすませ最初に向かったのは東北道蓮田SA


平日の出発ともあって都心を抜けるのに約2時間、全行程の1/50を走りました



蓮田を出発して2時間、次に到着したのは那須高原SA


残念ながらRさんはお仕事の都合でここまで、第一回ジャパンラリーご参加ありがとうございました

これが最初の「お別れ」でしたね


残るメンバーは次の目的地に向けて出発準備


天候が不安定のため晴れ間が見えてもレインウェアーとフルフェイスが外せない初日




休憩の度に衣装替えを悩む




やっぱり今日は雨



走り続けて17:30、ようやく秋田道・錦秋湖SAへ


初日の目的地H-D秋田まであともう少し、赤峰氏元気です



19:00過ぎ、初日の目的地H-D秋田に無事到着


店舗正面に飾られた横断幕、これはホントにうれしかった


先日一緒にアメリカを旅したH-D秋田のK氏


お手製きりたんぽ鍋を御馳走してくれました、これはおいしかったなぁ~


H-D秋田のみなさん、暖かいおもてなしありがとうございました


夜は別のイベントに参加していたピンストライパーのK氏も交えて懇親会


東京を出発して約12時間 初日の走行距離は673kmでした


翌朝

見送りに来てくれた2人のK氏と別れ、次の目的地富山県へと向かいます

朝からみんなテンション高めです


でも

2日目もやっぱり雨


たまに晴れてもまた雨





12:30 山形県鶴岡市 道の駅あつみで昼食



実は初めて見た日本海

只今一人で感動中

と思いきや今月の資金繰りで悩み中


14:30 新潟県新潟市

ようやく晴れ間


ただレインウェアーの中だけは未だビショ濡れ



16:30 柏崎市到着



かに汁100円 疲労のたまった体が生き返ります


柏崎市に住むN氏の知人が応援に駆けつけてくれました

こういった場所での出会いがこのラリーの醍醐味かもしれません


日も暮れ始めた17:00

今夜の目的地まであと200km



19:30 2日目の目的地 富山県富岡市に無事到着


2日目の走行距離は559km 東京を出発して1232km


ラリー3日目

この日は鳥取県米子市に向かいます


前日の夜、東京から応援に駆けつけてくれたFLHXのT氏

残りのラリーを共に走ります


そしてもう一人

駐車場で爆睡しているFLHXSEのS氏

早朝の出発に合わせてこちらも東京から駆けつけてくれました、一体いつからそこでお休みだったのでしょうか



3日目はようやく天候も回復し総勢8名でのスタートとなりました


朝から一気に福井県まで

みんなで西へ向かうのポーズ



14:00 京都府京都市

休憩中に出会ったハーレーライダーたち

カスタムの拘りなど気さくにいろいろと話してくれました
 

14:30 この日は京都で遅めの昼食


ここからは国道9号線を進み米子を目指します


高速道路と一般道

同じ距離でも倍以上の時間がかかるものです


米子市に入ってすぐに立ち寄ったコンビニエンスストアーの店員さん

「バイク好きなんです~」・・・と、ニューモデルにまたがりみんなで記念撮影

こんな時間も良い旅の思い出になります


3日目の目的地 米子市角盤町 無事到着

と思ったら

真ん中で泣いてる人が


早朝富山入りしてくれたS氏

お仕事の都合で東京へとんぼ返り

「あっ~もっとみんなと走りたいぃ~」・・・と叫びながら深夜の街に消えて行くのでありました

S氏、ハードなスケジュールの中ジャパンラリーにご参加いただきありがとうございました

別れを惜しみつつ東京での再会をみんなと約束するのでありました


3日目の走行距離は522km 東京を出発して1754km
 

ジャパンラリーも半分の日程が終了

しかしこの先もまだ西へ向かうことに

次の目的地は福岡県 マスターズH-Dへ


早朝何やらホテル前が騒がしい

外に出てみるとそこには新しいラリーメンバーが

朝からうれしくて涙が出そうでした


鳥取県と島根県のH-Dライダーの皆さんが早朝から応援に駆けつけてくれました





メカニック仲間のN氏

H-D業界に入ったころメカニックトレーニングでよくご一緒させて頂いたN氏

今回のラリーをフェースブックで見て現地のお客様と共に参加してくれました


旅先で仲間が増える

これもまたジャパンラリーならではです


この日は地元の皆さんに先頭をお願いして福岡に向けて出発しました


こちらは広島県広島市で出会ったハーレーライダーの皆さん

H-Dバルコムさんをご利用のお客様でした


そしてこの日はさらにメンバーが増えることに

FLHTCUのY氏とFLSTNSEのA氏

ジャパンラリーへのご参加ありがとうございました、またどこかでお会いできる日を楽しみにしています



こちらは朝から先頭を走って頂いた鳥取チームの皆様

残念ながら山口県の手前でお別れすることに

ジャパンラリー2015にご参加いただきありがとうございました、これからも皆さんでハーレーライフを楽しんでください


こちらのお方、とあるサービスエリアで出会った旅人

一人で日本を走っているとのこと、日ごろご利用いただいている販売店はH-D宮城さん

目的地は同じ九州方面

「またどこかで会いましょう」と約束しみんなで記念撮影

そしてこの数時間後、九州手前でばったり再会することに


残念ながらここでN氏チームともお別れ


N氏よ、次は一緒に工具を握る場で再会しましょう


突如現れたこちらのお母さん

H-Dライダーではありませんがサービスエリアで「すごっ~い」と声をかけてくれた方

お子さんもまたがってみんなで記念撮影

二人のお嬢さん、大きくなったらH-Dに興味を持ってくれるとうれしいですね


15:00ころ 投稿しているフェースブックを確認していると

昨晩米子市を旅立ったS氏の姿が投稿されている

しかも背景は東京H-D陸友前

僕等が九州入りする前にすでに東京に到着していたS氏

あるいみジャパンラリーより凄い走り方しています


S氏の2日半での走行距離 1715km

この方、まぎれもなく鉄人です


S氏の東京到着に感心しているジャパンラリーのメンバーもいよいよ九州入り目前

ここは壇ノ浦PA


北九州に上陸後、最初に向かった先はこちら新門司港

今月10日~12日まで開催されるバイブズミーティングの会場


ミーティングのために荒れた土地を朝から晩まで整地しているボランティアとスタッフの皆様

短い時間ではありましたがミーティングにかける思いをお伺いすることができました

今年もミーティングが無事に開催されることをお祈りしております、開催まであと一週間、ぜひ頑張ってください


日も暮れたころジャパンラリーの一行も無事に福岡市 マスターズH-Dに到着

実は僕、九州発上陸でした


マスターズのK氏とスタッフの皆様の暖かいお出迎え

ほんと走ってきてよかった


店内のモニターにはジャパンラリーの文字が


店舗内も見学させていただきました


出迎えて頂いたスタッフの皆様と記念撮影

マスターズH-Dの皆様、ありがとうございました

あまりに盛り上がりすぎて、夕食時の写真撮り忘れました、ごめんなさい


そしてここでなんと

東京を出発してからず~っとサポートして頂いたN技研のN氏

お仕事の都合で東京へ戻ることに

2日後の再会を約束してお見送り致しました、N氏ご参加いただきありがとうございました


4日目の走行距離は490km 東京を出発して2248km


いよいよジャパンラリー2015も終盤戦突入

5日目は大阪SEMBAさんへ向かいます


北九州の朝

このラリーで一番長い距離を走るこの日

朝から少々緊張していました


出発しようと準備しているとマスターズH-DのK氏登場

高速道路の入り口まで案内してくれるとのこと


まだ日が昇り始めて間もない早朝からありがとうございました

次はハーレーで一緒に走りましょう


さよ〜なら〜九~州~

トンコツラーメンが食えなかったのが心残り


ラリーメンバーは大阪目指して走り始めます


渋滞を避け中国道を進むメンバー

XL883Rで参加しているM氏のカスタム

スロットルを握り続ける疲労を軽減するアイデア


サービスエリアで手に入れたMAP

給油ポイントの少ない中国道

計算しながら走らないとガス欠を招く危険も


山陽道との合流ポイントから少し手前の赤松PA

この日ジャパンラリーに駆けつけてくれたのは元大田区在住のO氏

現在はご家族と共に大阪で暮しているO氏

いつか一緒に走ろうと約束した日がとうとうやってきました


そして画像を残す暇もないほどの渋滞に巻き込まれ3時間が経過

当所のルートを大幅に変更し、目的地SEMBAさんに到着したのは一時間遅れの18:30


渋滞時の暑さと不慣れな土地での走りにみんなクタクタ


この時点で5日目の走行距離は722km 予定より80kmほど多く走りました

東京からの走行距離は2970km


ただ

SEMBAさんのコレクションを目の当たりにするとみんなすぐ元気に

僕が一番興奮してたかも

遅い時間までありがとうございました、大変参考にりました


宿泊先でチェックインを済ませ明日の東京着に向けて決起集会

栄養ドリンク片手に意外とみんな元気です



翌朝

ホテルまで見送りに来て頂いたSENBAのO氏

ナックルで登場するあたりが何ともシブ過ぎます

頂いたステッカー大切にします

お見送りありがとうございました



だいぶ汚れてきた今回の相棒

東京までもうひと頑張りです


新東名 浜松SA

日焼けで顔面が2色に分かれ始めます


富士山が見えた時

やっと終わるなぁ~という思いと、まだ走りたいなぁ~という思いが頭の中で交差していました


東京を目前に最後の難関

連休最終日の大渋滞


到着予定時刻の17:30

ラリーメンバーは最終目的地H-D陸友へ無事到着


ディーラーオープンハウス開催と合わせたこともあり、店頭には多くの皆様にお集まりいただいておりました


テープカットやクラッカーの演出もあり少々興奮状態のラリーメンバーたち


心地より疲労感と達成感でみんな最高の表情でした


パーティーには先に東京に戻っていたN氏やS氏、K氏も駆けつけてくれました


こちらXL883RのM氏のスピードメーター

ジャパンラリー2015、トータルの走行距離は3452km

みんなよく走ってくれました、お疲れさまでした


最後に東京到着時に一緒にゴールしたラリーメンバーの紹介

XL883R M氏

今回一番排気量の小さいモデルで参加してくれたM氏、「福岡の手前でリタイアを考えた」という一言が今でも記憶に残っています
途中ちょっとしたガス欠などもありましたが無事に完走して頂きました、ご参加ありがとうございました


XR1200 M氏

写真撮影など他の参加者とは別の仕事もこなしながら無事に完走していただきました
思いのほかタフガイだったM氏、フルフェイスをかぶり前傾姿勢で高速道路をひた走る姿はM氏の新しい一面を垣間見れた気がします、ご参加ありがとうございます


FLHX T氏

大阪を出発するときに涙が出たと言っていたT氏、その気持ちよくわかります
ラリーを達成できる嬉しさと旅が終わる寂しさ、出会ってすぐに別れる切なさ、僕も同じ気持ちでした
積極的に笑顔を振りまき周りの雰囲気を盛り上げてくれました、トシちゃんありがとう


FLSTC K氏

H.O.G(ハーレーオーナーズグループ)を背負い改革を進めるK氏
ラリー開催中H.O.Gにかけるたくさんの思いを聴かせてもらいました
この先困難も多いかと思いますが一緒に新しい時代を創っていきましょう、ご参加ありがとうございました


陸友 赤峰氏

「だからウインドシールド付けてくればよかったのに~」ってなんど言っても、「俺はいらねぇ~」と豪語していた頑固オヤジ
せっかちな性格ながら安定した走りでいつも後ろからみんなを見守っていました
70歳目前?相棒のFLSTCと共にこれからも走り続けて下さいよ



今回のジャパンラリーにご参加頂いた皆様、旅先で出会ったハーレーライダーの皆様、ご協力いただいた販売店の皆様、ほんとうにありがとうございました

冒頭に書いた、「ハーレーとの付き合い方」と「3つのキーワード」

新しい課題も多く見つかった6日間でしたが、ひとまず今回はメンバー全員で目標の3200km(3452km)を達成することが出来ました

これからも安全運転を心掛けてハーレーと共に過ごす時間を皆さんと共有していきたいと思います



意外とみんな元気だったので来年はもう少し距離を延ばしてもよいかも・・・


ではまた


Shino


ラリー開催中のフェースブックページはこちらから


画像アルバムはこちらから


お時間ございましたら是非ご覧ください


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